国内交流委員会
「2008JPDA全国会議in伊勢」


[担当理事]碓井健司/桑和美/森 孝幹/岩越昌文

開催日時 2008年9月19日(金)〜20日(土)
開催場所 三重県 鳥羽市戸田家/伊勢神宮
出席者数 101名

2007.12月より準備会議を開始し、開催場所・講師選定など入念な打合せを6回実施した。
国内交流事業の一環として各理事の協力により、今までにない新たな取組みが大きく3つ程あった。1つ目は、従来は名古屋だけの開催だった全国会議を三重県伊勢で実施したこと。2つ目は、従来は会場がホテルだったのを旅館にしたこと。3つ目は、従来の交流会が立食パーティ形式から、お膳の着座形式になったこと。打合せの甲斐があり、参加者が100名を越えました。セミナー1では、伊勢在住の教育者 中山靖雄氏から「花の微笑み、根の祈り・お伊勢さんのこころ」と題して、最初は参加者の緊張感をほぐすために、横に座った方と肩もみをするなど和んだ雰囲気づくりをしていただけました。「出会いを通じて、自分に出会う」などこころに響き、自分自身を振り返ることができる内容でした。最後には、母と子の愛情秘話では会場からすすり泣く声も聞こえるほどでエンディングを向かえた。開催も危ぶまれた台風13号の通過で、セミナー会場の正面の窓の外は稲光をともなった嵐の中の聴講となった。セミナー2では、グラフィックデザイナーの原研哉氏から「空(うつ)・日本のコミュニケーションの原像」と題して、伊勢神宮の遷宮での建築伝承から始まり、室町時代の国風文化までの日本人の美意識を理解することができた。特に、「空:エンプティネス」にすることで、新しく進化していくことや、西洋のシンプルとは違うエンプティネスという概念が日本独特のわび・さび=簡素にも通じていき、世界的にも誇れることも認識を新たにした。
セミナー後、めいめい露天風呂に入った後、懇親会が始まりました。浴衣に丹前という姿でお膳を前にしながら、にこやかな雰囲気で交流が深まっていった。中日本のイベントではおおきな「赤福」のパッケージなどを使って、会員の手から手へ渡していくことで、伝承・つないでいくことの難しさを実感してもらった。おおきな「赤福」は、記念撮影にも使われて、思わぬオブジェとなった。ほとんどの人が参加した、翌日のオプショナルツアーでは講師の中山靖雄氏のご配慮もあり、伊勢神宮の公式参拝やお神楽など、貴重な体験と詳しい由来なども説明を受けることができた。同氏から、「赤福」のおみやげを全員にいただけるなど、感謝の極みでした。参拝後は、各自、神宮前の「おかげ横丁」散策で解散となった。原研哉講師も最後まで参加され、「とてもよかったです。」とお礼を言われ、今回の主催者側としての喜びを噛み締めた。