Vol.5

大変ご無沙汰しております。
以前、台湾では正月は旧正月を祝うという話しを書きましたが、先月が丁度正月でした。そこで少しは正月らしいことを書こうと思い、今年は帰国もせず台湾の正月を体験してきました。とまるで交流の場にエッセイを書くために帰国しなかったようなことを言っていますが、そういうわけではないのですが。。。

台湾の新年ですが、う〜ん、書くことに困ってしまいました。新年早々、奥さんの親戚へ挨拶回りへ行ったのですが、食事をしては麻雀。麻雀しては食事。ただそれだけでした。。。いやぁ〜まいった、まいった。記事にできません。。。

日本と台湾の正月に似ている行いがあります。
それは「お年玉」です。

日本では大人が子供に対して可愛らしい封筒にお金を入れてあげますよね。でも台湾では大人から子供へだけでなく大人から大人へ、子供から大人へ、皆あげあいます。

だいたい年上の人から年下へあげます。そして子供たちは自分で収入を得るようになったら、親や祖父祖母へと感謝の気持ちを込めて渡します。

こうやって大晦日から、新年にかけて「紅包」という赤い封筒に入れてあげます。これが台湾流のお年玉です。

そして旧暦新年の15日は「元宵節」といってお正月期間の終わりを告げる儀式です。 ちょうど15日は満月の日ですね。日本のお月見と同じように団子を食べる習慣もあります。 日本と違うのは団子の中にあんこやゴマ、ピーナッツといろいろな物が入ったものがあります。 そしてスープに入れて食べます。

一般的に「元宵節」といえば日本の中華街でもおなじみのランタン祭りが有名です。台湾でも各地でランタン祭りが盛大に行われています。

普通ならランタン祭りの件を書いてもよいのですが日本でも中華街へ行けば見れるので日本では経験できないようなマニアックな祭りとしてちょっと危険な爆竹と花火の祭りへ行ってきました。

コレは近所の祠が行っている祭りで、台湾台北でもまだまだ無名で地元民だけの祭りでそれほど観光化されません。同じような爆竹と花火の祭りでは台湾南部の祭りが有名でテレビでもたくさん報道されています。がこの近所の爆竹と花火の祭りも負けてませんよ。

今回は写真をたくさん撮ってきたので見てもらうのが早いかと思い、写真のオンパレードです。L.A.通信の松浦さんがふれていますがアメリカのファイヤーワークスの上品さとは別世界のアジアのクレイジーな花火がここにはあります(笑)

まずは花火爆竹を行なう場所は普通の街中です。しかも大通りでもなく結構細めの商店街の道。 祠の関係者の行なう花火爆竹に混じって近所の人たちも思い思いに好き好き、手持ち花火から打ち上げ花火、ロケット花火とあげています。

そして爆竹の神輿が近所をまわります。。。
写真の神輿の上にのせている赤いものは全て爆竹です。そして人も側にいるのに着火します。すごい音と爆風と熱です。着火も導火線など細かいことなくガスバーナーで直接着火です。

地面の爆竹の筒がすごい量です、まだ燃えているものもあるので消化器で消化剤を撒いています。

この日のメインイベントは約100メートルくらいに渡る爆竹の道です。コレがラストの儀式で 爆竹の終わりに祠があります。後方の爆竹のすぐ側にいたのですが、かなり舐めてました。近づいてくるドキドキ感。近づいてくる爆音。近づいてきたこと感じる熱。

頑張って目の前に来た瞬間を撮影。。。
半端ない音と熱と爆風でした。爆竹が通り過ぎたあとの煙と筒のカスがすごかったです。目が痛くて痛くて。。。我ながらバカですなぁ(笑)

仕事を終えた神輿。

メインイベントの爆竹が終わったら一斉に祠に拝拝(バイバイ)を行ないます。
拝拝とは線香をあげてお参りすることです。

祭りのあとの道の状態はすごい事になっています。
しかしこのあと一斉に近所の人総出で掃除をします。
次の日までゴミを残すことはよくないこととされていて次の日には 焦げあと以外は残っていません。

そんな迫力ある身近な祭りでした。

では。

(2008年3月)