2024.5.29 JPDA学生コンペ委員

5月29日に東京・蒲田にある日本工学院専門学校にて、JPDA学生賞の紹介及びワークショップを開催しました。
グラフィックデザイン専攻／イラストレーション専攻の学生さん約50名を対象に、約2時間の取り組みでした。

JPDA学生賞の概要説明と講師の紹介をした後に、今回のテーマである「かわる」について、理解をより深められるよう様々なパッケージデザインの事例を紹介しながら、テーマ解題を行いました。

後半のワークショップでは、まずキーワード連想としてアイデアを広げる発想法に取り組んでもらいました。

「かわる」をメインに短時間にできるだけイメージの広がる言葉出しを行い、その中から1つを選んでまたイメージを広げるといったことをくり返します。

中々ワードが埋まらない学生さんもいましたが、講師が見回り１人ひとりにアドバイスをしてフォローしました。

次にキーワード連想で生まれた言葉を任意で選んでもらい、パッケージと組み合わせて、手書きサムネイルを制作してもらいました。

「かわる」から連想した言葉と、中味のあるパッケージを組み合わせることで、新しいアイデアや伝えたいメッセージを考えるトレーニングとなります。

最後に、手書きサムネイルから1点を選び、清書をしてもらいました。そこからプレゼンテーションを行い、複数名の生徒にアイデアを発表してもらいました。

パッケージ制作と商品開発の違いに悩んでいる学生さんもいましたが、学生の視点で自由なパッケージを発表してもらいました。とても素敵なパッケージが多く、是非応募してほしいことを伝えてワークショップは終了しました。

学生賞へのエントリーが楽しみです。

日本工学院の皆さま、ご協力ありがとうございました！
（JPDAメンバー　真野・鈴木・野津）