アカデミーボックス

JPDA学生賞2024

セミナー -2(オンライン)〈北海道芸術デザイン専門学校〉

2024.5.29 JPDA学生コンペ委員

5月29日、札幌市北区にある北海道芸術デザイン専門学校で、産業デザイン学科イラストレーション専攻2年生のうち、選択科目のパッケージデザインを受講している学生を対象に、JPDA学生賞の紹介とオンラインセミナーを実施しました。

北海道芸術デザイン専門学校は、1961年に創設された白雪美術研究所を前身に持つ道内では最も古い専門学校で、札幌市内だけでなく全道各地や東北地方からも、ものづくりのプロを目指す学生たちが集まってくるそうです。

この日の授業は、1講時目に商品企画&パッケージデザイン課題のプレゼンテーション、終わってすぐ2講時目からはJPDAの講師2名による1時間強のオンラインデザインセミナー、というスケジュールでした。

ちなみに昨年の学生賞で金賞を受賞した向中野さんは、卒業後広告代理店に就職しアートディレクターとして活躍中とのことです。

セミナーは講師2名より、それぞれの業種、業態によるパッケージ開発の実例を軸に行いました。

インハウスとプロダクションのどちらに在籍しているか、また扱う商材が異なることでデザイン開発へのアプローチが大きく変わることを説明しました。

今回の学生賞のテーマ「かわる」へのアプローチとして参考となるように、それぞれの商品開発時にも、必ずテーマがあり、そのテーマに対してどのようにアプローチするかを説明し、最後に今回のJPDA学生賞の案内を行いセミナーは終了しました。

後日いただいた学生アンケートには、「とても身になる内容でメモを取る手が止まりませんでした。パッケージデザインの授業をとっていて良かった!と感じずにはいられません。」「発想や関連付けの仕方がよくわかりました。商品をどう伝えるか、それをどうデザインしたのかなど、パッケージができた経緯を知ることができ、とても勉強になりました。」といったメッセージが寄せられました。

今回は授業スケジュールの都合でオンラインセミナーのみでしたが、翌週以降の高橋先生の授業で今回のテーマ「かわる」をもとに各自マインドマップを作成、グループワークでキーワードを相互共有し更にイメージを広げながら企画アイディアを練っていく予定だそうです。

JPDA学生賞へのエントリーがとても楽しみです!

北海道芸術デザイン専門学校の皆さま、ご協力ありがとうございました!

(JPDA メンバー 渡辺・伊藤)
写真提供:北海道芸術デザイン専門学校

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