JPDA学生賞2024
ワークショップ -13〈広島 穴吹デザイン専門学校〉
2024.5.21 JPDA学生コンペ委員
5月21日は広島県広島市にある穴吹デザイン専門学校で、47名の学生を対象に3時間のワークショップを行いました。今期最初のワークショップです。
例年、関西のワークショップは関西の委員が担当するのですが、今年は東京の委員(小川・渡辺)も参加することにしました。昨年の大賞受賞者がこの学校から出たことや、コンペ参加率が非常に高いこともあり、その理由やノウハウを勉強するためです。
今後は委員各自が各地の学校の良い部分を直に感じ取ることで、その後のワークショップをより充実したものにし、次年度のコンペ参加率向上に繋げたいと考えています。
今年のワークショップは以下の流れを基本としています。
①JPDAの説明 ②コンペテーマの説明 ③マンダラートによるキーワード探し ④アイデア展開 ⑤発表・講評
さて、学校に到着。教室に足を踏み入れると、先生と学生たちが出迎えてくれました。まずはJPDAの紹介とコンペの説明、テーマ「かわる」の説明、その後JPDA委員の作品を見てもらう時間をとりました。 様々なジャンルのパッケージが並ぶ中、みなさん興味津々で委員に質問していました。
次に、マンダラートを使ってのワークショップ開始。今年のワークショップも実際にアイデアスケッチに入る前に、イメージを言語化していく作業を大事にしています。委員たちはなかなかワードが出ない学生にアドバイスして回ります。
個人でのアイデア出しの後は、グループワークで活発なブレストが展開されました。グループで一つのアイデアにアップデートしてまとめていく作業は、皆で検討していけるので、ある意味安心感があり盛り上がっていけます。ただ、コンペ出品となると最終的には個人でのアイデア精査が必要、我々JPDAとしてはここから皆がどうやって個人作品としてレベルを高めていけるかに期待が膨らみます。 グループワーク後はいよいよ作品の発表、講評会です。堂々としたプレゼン、面白いネーミングセンス、 アイデアに溢れた笑顔が絶えない講評会が印象的で、今後のコンペ審査が楽しみになりました。
地域や学校が変わればワークショップへの取り組みも空気も変わります。関西はもとより、関東の委員としてもいろいろな気づきを得られたワークショップとなりました。
皆さまがどんな作品で出品していくのかが非常に楽しみです!
穴吹デザイン専門学校の皆さま、ご協力ありがとうございました!
(JPDAメンバー松尾・三原・斉藤・小川・渡辺)