JPDAニュース

桑和美氏に「JPDA貢献賞2024」を贈賞!

2024.06.25

JPDA貢献賞は、協会員および協会職員を対象に、パッケージデザインの向上に尽力するとともに、協会の活動、発展に有益かつ顕著な奉仕をした個人または法人を顕彰するもので、令和6年度に関しては、桑和美氏への贈賞を決定、6月17日に贈賞式を開催いたしました。

■JPDA 貢献賞2024 桑 和美 氏
桑和美氏は、1980 年の入会以来44 年にわたり、献身的にJPDA の活動に参加し、様々な委員会活動をリードしてくださいました。長きにわたり、パッケージデザインに関わる人と人との多くの出会いを作り続け、とりわけ全国デザイン会議の企画運営には長く携わり、全国のJPDA会員が一堂に会し交流と学びを深める機会を創出してきました。
トータル26 年間、理事として協会運営の中枢にいて、多大な貢献をしてくださいましたことに、敬意と感謝を込めて、JPDA貢献賞2024 を贈ります。

記念トロフィーは、輪島の地で200年以上「木と漆」の仕事に携わってきた創作工房・輪島キリモトの手によるものです。
輪島キリモトは、本年1月の能登半島地震で自宅が全壊、本町家屋は全焼などと被災したものの、工房建物・店舗は無事で、輪島塗「指樽(さしだる)」に名入れをしていただきました。
この4月にJPDAに発足した復興支援プロジェクトの協力を得て、お祝い事や祭礼に使われるお酒の容器「指樽」を、「JPDA貢献賞2024」の記念トロフィーといたしました。
「指樽」は、輪島キリモトが長年落ち着かせた、朴木を刳り加工、挽きもの加工にて木地を作り、木地に布着せの後、微妙な曲面に下地する、研ぐ、上塗りする・・・・輪島塗の中でも特に精緻な技が必要なもの、とのことです。

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