日時：平成30年5月31日（木）
場所：東京ガーデンパレス
議長：理事長 加藤芳夫氏（第１号・第２号・第３号・第４号・第５号議案）
司会：原田祐助氏（オルビス株式会社）
■通常総会
14：50 〜 16：05 2F「高千穂（A）」
●第１号議案
平成29年度事業活動実績 報告の件
●第２号議案
平成29年度収支決算報告 承認の件
●第３号議案
平成30年度事業計画（案）及び収支予算（案） 承認の件
●第４号議案
顕彰規定によるJPDAパッケージデザイン功績賞顕彰者 報告の件
●第５号議案
平成30・31年度役員(理事・監事)選任者及び補欠理事選任者 承認の件
２号議案は435名、３号議案は439名、５号議案は各選任者への賛成は少ない方で438名、多い方で439名の承認を得て、可決されました。なお、１号議案と４号議案は報告議案でした。
（内訳：出席者開会時50名、２号議案 出席者50名／書面表決状364名／委任状21名、３号・５号議案 出席者54名／書面表決状364名／委任状21名）
■臨時理事会
16：30 〜 16：55 ３F「桂」
出席理事：22名（欠席：2名）、監事：2名
通常総会終了後、直ちに、総会で承認された新役員が集合し臨時理事会を開催し、渡邊事務局長の進行で代表理事（理事長、副理事長）が選定されました。
・代表理事（理事長）：伊藤 透氏
・代表理事（副理事長）：井上 聡氏
その後、委員会担当理事の互選を行いました。結果については、総会議事録と一緒に送付済みの、JPDA30・31年度役員一覧及び事業カレンダーで案内の通りです。
■パッケージデザイン功績賞 顕彰式
17：00 〜 17：20 ２F「高千穂（B）」
パッケージデザイン功績賞に、フミ・ササダ氏（ブラビス・インターナショナル 代表）と山崎次郎太氏が選出され、賞状とトロフィー、副賞が贈呈されました。（JPDA貢献賞は該当者なし）
フミ・ササダ氏は、アメリカのデザイン会社を経て1996年にブラビス・インターナショナルを設立。ブランドデザインを中核にパッケージデザイン界で活躍、JPDAでは国際交流担当理事をはじめ、理事長（2006-2013年)を務め、現在は一般社団法人アスパック協会会長として若い人材育成に努めています。この一連の活動に対し、賞が授与されました。
山崎次郎太氏は、長らくJPDA事務局長としてコーディネーターの役割を果たし、各地域・各ジャンルの方々や他デザイン団体とのネットワークに貢献、パッケージデザイン界の環境づくりに尽力し、協会内外に多くの価値をつくりだしてきた功績を讃えるために賞が授与されました。
■記念講演会
17：20 〜 18：45 ２F「高千穂（B）」
講師：フミ・ササダ氏（ブラビス・インターナショナル 代表）
講演タイトル：「フミ・ササダの今」
司会：松澤由紀子氏（凸版印刷株式会社）
出席者：110名
まずはJPDAでの活動について。当時の川路ヨウセイ理事長に「フミさんは得意な国際交流をやってくださいね」と言われ、国際交流担当理事として、APDや海外デザイン視察ツアー、国際会議を担当。理事長時代にはJPDA50周年と公益財団法人化といった大きな事業に関わり、また地方の会員との交流促進に取り組み、北海道はじめ様々なところで全国会議を行いました。
続いて、1996年に5人でスタートしたブラビス・インターナショナルのお話。現在は東京本社はじめ世界各地のスタッフは総勢108人に上り、アジア・欧米各国で活動しています。
ブラビスでは、”Bravis Creative Logical Method”としてパッケージデザインとコンセプトを一緒にした”Packcept”という考え方をベースにクリエイティブを行ってきたとのこと。そのプロセスや具体的な事例が紹介されました。
アジアNo.1のブランディングデザイン会社をつくることを目標に、アジア各国にも進出。海外で仕事をする場合、その国の歴史や文化、風習の違いを勉強しなければならない、と語ります。全体的に独自性とインパクト、シンプルデザインが好まれるとも。「ASPaCの学生コンペでも当初は国によって大きな差があったレベルが昨今はかなり均衡してきている」「これからも身体が動く限りデザインを頑張っていきたい」と講演を締めくくりました。
■交流会
19：00 〜 21：00 ２F「高千穂（A）」
出席者：111名
挨拶と抱負：伊藤 透理事長
ご来賓挨拶：清水幹治氏（経済産業省 商務サービスグループ デザイン政策室長・クールジャパン政策課長）
乾杯のご発声：池田和彦氏（公益社団法人日本インテリアデザイナー協会 理事長）
東京デザイン会議＋新年交流会（2019年1月25日開催予定）のご案内：加藤（桑）理事（国内交流）
新役員挨拶：伊藤理事長、井上副理事長、加藤専務理事、青木（入江）理事、牛島理事、梅原理事、
江藤理事、小川裕子理事、加藤（桑）理事、小原理事、鈴木理事、高田理事、竹内理事、
中越理事、中森理事、藤田理事、三原理事、森理事、八木理事、山崎理事、池田監事、
時田監事 （小川亮理事、永田理事、信藤理事は所用で欠席、畝野理事は所用で途中退席）
中締め：加藤芳夫専務理事
